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2010年02月17日永遠の一瞬

2003年、夏。
夜空を見上げると、赤い星が輝いていました。
火星。
この惑星が、いつもより明るく見えたのは、我々の地球に大接近をしたからです。
かつて、これほどの大接近をしたのは、6万年前。
それは、人類がこの地球上に現れる、遥か以前の出来事です。
そして、その地球が誕生したのが、46億年前。
この宇宙が誕生したのが、137億年前。
夜空を見上げ、無数の星々を眺め、その悠久の時間に思いを馳せるとき、我々の心には、いつも一つの言葉が浮かびます。

「一瞬」

この人類の歴史と地球の歴史、そして、宇宙の歴史に比べるならば、我々人間の生は、「一瞬」に過ぎない。
そして、我々の生における、人と人との出会いは、その「一瞬」と「一瞬」が重なる奇跡の「一瞬」
それは、文字通り、瞬く間に消え去っていく、儚い出来事に他なりません。
しかし、そのことを思うとき、我々の心には、もう一つの思いが浮かんできます。
この悠久の時間の流れの中で、そして、この壮大な宇宙の片隅で、
一人の人間と、一人の人間が、巡り会った。
その事実は、永遠。 されば、その一瞬は、

「永遠の一瞬」

その思いが、心に浮かぶのです。

         -----多摩大学大学院教授 田坂広志氏の「風の便り第100便」より-----

 

 

今まで、人との出会いについて、「偶然なのか?必然なのか?」などと、幾度と無く考えたことがありますが、こんな大きなスケールで表現されると、まさに“奇跡”としか言いようがないと思いました

また、このようなスケールで自分自身の生き方を考える時、自分の心に正直に生きることが如何に大切なことであり、自然な形なのかなぁと感じました

                                          オーチマン

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